話題のパーソナライズレコメンド広告Criteoを導入する

オーリーズでは、運用型広告の業務領域を導入、運用、計測、分析と4つに大別しており、近年ではこの運用領域においていかに人的作業の自動化を進めるか、または人的作業を超えた自動化を取り入れるかがトレンドになっています。

その中でも人的作業を超えた自動化機能で高いパフォーマンスを出しているCriteoパフォーマンスディスプレイについて概要から運用レバーの部分をまとめてみました。Criteoは聞いたことある、見たことあるけど何がすごいの?という方は参考にしてみてください。

  • 概要
  • 特徴
  • 導入条件
  • 導入方法
  • 運用レバー

概要

Criteoは商品データフィードの情報とユーザーのウェブサイト閲覧情報・商品購入情報からパーソナライズされた広告を動的に自動で生成する動的リターゲティング広告です。
どのユーザーに、どのタイミングで、どこの配信面に、どんなバナーを出せばコンバージョンするか売上高まで加味した上で配信する優れたエンジンを有しています。

3つの特徴

1.多様なダイナミックバナー

ユーザーが「閲覧した商品」と閲覧した商品に「関連する商品」をバナーとして配信します。
商品データフィードの情報とユーザーのウェブサイト閲覧情報・商品購入情報から動的に自動でバナーを生成するので、セグメントを細かく分けてそのセグメントごとにクリエイティブを作り変えるといった人的作業は必要ありません。
Criteo1
Criteo

2.豊富な配信ネットワーク

Yahoo!を始めとする有力メディアとの直接提携、主要ネットワークとの接続による大規模な配信ネットワークが特徴です。第三者配信からYahoo!のネットワークに掲載できるのは現状Criteoのみのようです。

Criteo2

 3.高精度のイベント予測エンジン

Criteoは高精度のエンジンにより1万回に1度しか起こらないようなイベントを予測することが可能です。言い換えると、どういったバナーを配信すればクリックしてくれそうか、コンバージョンしてくれそうなのか、その中でもより高い売上を出してくれそうなのかどうかを数値化してユーザーを評価付けし、買い付けを行うことができます。

※実際にはビッディングはeCPMで行われますが、下記図ではわかりやすいようにCPCで表現しています。

スライド1

導入条件

Criteoに掲載するにはウェブサイトのユニークユーザー数が4万UU/月以上もしくはDaily Visitor1,000以上が必須です。導入条件は以前と比べ下がったものの、まだ導入できるサイトは多くはないですね。

導入方法

1.商品データフィードの用意

Criteoへ出稿するには最新の商品在庫を反映させた商品データをCriteoに渡す必要があります。商品データフィードとは自社の商品データベースの商品情報を利用するマーケティング施策での活用に適した形式で登録する仕組みのことです。この商品データを基に質の高いバナーを配信します。自社内のリソースではでデータフィードを作成するのが難しいという事であれば、コマースリンクやフィードフォース、ビジネスサーチテクノロジのデータフィード最適化サービスの利用をおすすめします。

2.タグの設置

ウェブサイトの各ページに下記の5種類のタグを設置することで、Criteoのエンジンは自社サイトへ来たユーザー情報を学習し、最大限パフォーマンスを発揮します。
※各タグでカートにいれた商品点数や商品の価格等の情報を取得する必要がありますが、タグで取得する変数については割愛いたします。

・トップページタグ
・リストページタグ
・商品詳細ページタグ(必須)
・カートページタグ
・コンバージョンページタグ(必須)

運用レバー

通常、運用型広告では細かい粒度でユーザーリストを分けたり、そのリストによってバナーやLPを出し分け、入札金額を変更するなど運用レバー(人的作業で変化をかけられる部分)をどう調整するかかカギとなりますが、Criteoの運用レバーはCPCの調整のみです。ただ、このCPCの調整も逐一入札金額を変更する必要はありません。
※特定の商品のみ入札を強める事はできませんが、データフィードを作成する際にカテゴリを配信ボリュームがなるべく均等になるよう粒度を意識して設定することでカテゴリごとに入札の強弱をつけ、パフォーマンスを高めるることは可能です。

まとめ

今更ではありますが、Criteoについてまとめてみました。今後はクロスデバイスやEmailへのリターゲティングも機能として展開するようです。リターゲティング広告市場はまだまだCriteoが強い印象ですが、他にもレコメンドバナーではGoogleのDRM、シルバーエッグやTAGGY、deqwasが国内では知られており、2015年の2月にはAdrollも日本へ上陸し、リターゲティング施策も多様化してきました。リターゲティングへの関心は確実に高まっていますが、リターゲティング施策を導入するだけでなく、アトリビューション分析を活用して最適な予算配分を行うことを忘れずに!

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